謎の洋食屋に行ってみる

2016年10月01日 23:04

きっかけは簡単なもので、自宅からわずか徒歩でも5分程度の場所に新しく店が出来たのを見かけたことだった。
パッと見たところ洋食屋?のようなたたずまい、何より店頭には「カツ丼」ののぼりが立ってるから定食屋か何かには違いない。
しかしそこは元々さびれたアパートしかなかったのにいつの間にあんなところに・・・と夫婦で話していた店だった。
ちょうと遠出する気分でもないよなあという時に思い出したかのようにその店の話になり、ホントに徒歩圏内なのでそのまま徒歩で行ってみたのである。

他にお客は居ない、と言うか大通りでも何でもない道沿いでしかも店のあるのはさっきも言った通り「さびれた(失礼)」アパートの一角。
条件的にも良くはない。
でも店のマスターは何となくだけど柔和と言うか気さくな感じを受けるしよく話しかけてくれる、ほかに客がいないせいもあるかもしれないけど。
店としてはほんとにのんびりしていると言うか頼んでからのんびりと作り出していくので少々待たされたのだけど、その間も色々とマスターから話しかけてくるので、待ちくたびれる必要はない。
と言うかその話を聞いている内に色々このマスターがすごいと言うか、経歴のスゴさにビックリしまくってご飯のうまさよりマスターその人に驚かされながら帰ってきてしまった。

彼の人の話を要約すると、
・元々グループ企業で全国各地の”潰れそうな”店の立て直しのため、料理長としてあちこち単身赴任で転勤しまくってた。
・そんな経歴の癖に生まれは愛知県の名古屋市で、数年住んでから宇都宮に引越し。
おかげで私が「愛知の犬山から転勤してきた」と言ったら、瞬時に会社の名前を当てられてしまった。
こんなところで会社名判るとかマジかよと本気で焦ったのはこの時が初めてである。
・そんな彼、最終は東急プリンスの料理長まで上り詰めたらしい、とんでもない経歴の持ち主。
と思ったら長年の過労でとうとうダウンして長期療養に3年ほどを要した。
・で、そろそろと思い「一人で出来る範囲で」と言うことでこの店を開店、のんびりと言うか気ままと言うか・・・。
そんな雰囲気なのはそもそもマスターが狙ってそんな店にしたからだろう。
・いわゆる転勤族で、広島にも居たらしい。
おかげで岡山出身の妻の方言にとんでもなく食いついてきたというか「久々に聞いた!」と感動していた。
金沢にも居たようなので、私の福井弁に関しても多少把握している。

とにもかくにも、私たち家族と言うか夫婦の住んでいた処に並々ならぬ縁がある人で、やたらとローカルな会話が盛り上がりまくってしまった。
宇都宮の片隅のこんな店で・・・、愛知のにも岡山のにも話が通じるなんて誰が予想出来るだろうか。
家族3人で家路を歩きながら
妻「なんか・・・キツネにつままれたね」
私「なんか・・・そうやな・・・」
と半ば呆然としながら帰宅したのは言うまでもない。
また行こう、そして不思議な話で盛り上がろう。
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