活字嫌い

2011年08月18日 21:47

最近連休のみならず、寝る前とか日ごろの暇潰しをしようという時でも何故だか本を読み漁るようになってきた。
それも漫画なら毎度良くある話なのだけど、意外なことに小説とか談話とか自伝とかの所謂"活字"をやたらと読むようになっている。
数年前の学生時分の時分では、眠気を誘う最終兵器ともいえる活字の類なんか滅多に手を出すことなんか無かったと言うのに、若者の活字離れなんて聞こえはいいけど、裏を返せば年寄りはしっかり活字に引っ付いていると言うことなのだろうか。

そんな自分にとって運がいいのは実家にその手の本がかなり豊富なことだ。
親父の趣味なのかおかんの好みなのか、これが偏っているようなそうでないような感じで結構な数の本がある。
それに実家へ帰省するたびに微妙に話題の本まであったりするから、何気に今でも買い足してる雰囲気すらあるから我が親ながら感心してしまう。
”電車男”(もはや懐かしい)まであった時は「そんなん判るんかいね??」とさすがに首をひねってしまったが・・・。
そんな中、自分が結構興味を引かれたのが"坂の上の雲"を読み込んだその勢いそのままに司馬遼太郎の作品群だ。
どうも親父殿がファンだったのか、まさか坂の上の雲が全巻あることにも驚いたけれど、その他にも主に日本史関係で結構な数の司馬遼太郎の作品が置いてあるのである。
見る限りすっかり本の上には埃を被っている状態だったので、購入したのがそもそも相当前のようだけどこの際自分にはどうでも良いとばかりに、ちらっと読んで興味を覚えたらそのまま自分の部屋へ奪い去っては読み漁ることにした。
今回漁った中で主だったのは長宗我部盛親だったり、北辰一刀流の千葉周作だったり、速い時は一日で一冊終えてしまった、どんだけ暇なんだろうかと言う突っ込みはこの際無しで。

他にはあるだろうか、と漁り直したら中島敦まであったので"山月記”に”李陵”まで有名どころもしっかり読んだ。
何だろう、かつては夏休みの読書感想文が宿題の中でも最悪に嫌いな人種だったと言うのに・・・、いや昔から本を読むこと自体は嫌いじゃなかったのかも知れないと思い直してもみる。
嫌いなのは兎にも角にも”感想を書け”と言うその一つに尽きただろうか。
現に今でもこうしてじゃあ司馬遼太郎の作品の感想を述べよ、とのたまわれても正直一切感想も何もあったものじゃない。
ただ単に言えることは「とかく面白かったです。」位であってまるで幼稚園児が夏休みのイベントに参加した時のTVの回答だ。

活字に興味を抱いたところで、さすがに頭の中まで何か起きるわけではないらしい。
結局何もしないただの暇な連休を過ごすよりは幾分マシだったような気はするけど、一度”実家に帰省する”と言う連休中の概念をすっ飛ばす勢いで何か考えた方が良いのだろうか?
家でただのんびりと休むのも連休の内だとは思うのだけど。
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