ふとしたこと

2010年10月13日 00:18

「最近金が無いんで~,クルマなんか乗らずに自転車通勤にしたんですよ~。」
とか言う話を会社の中でもいくらか聞く,さすがにこのご時世だから¥を削れるものなら何でも削りに行くというのは判らなくもない。
ただ,話を聞いてる自分個人としては「そんなんで大丈夫なのかよ;」とか思わざるを得ない。
何度か話したとおり自分の職業は製造業,それも今をときめく不況の象徴のような自動車産業の末端の成れの果てくらいのエリアで仕事をしている。
当然「クルマが売れない」の煽りに対してはかなり敏感に・・・と言うより完全に過敏に打撃を食らってるような始末だ。
正直今の自分にしてもちゃんと仕事の実施が結果を伴ってくれているのかさっぱり判らない,仕事がちゃんとあるのは確かに今時立派なことなのかも知れないのだけど。

そんなご時世だから,なんて言った所で仮にも自動車の末端に携わって飯を食ってる人間が「金が掛かるから乗らない。」とかあっさり言ってしまうものなのだろうか。
それも自分より何歳も下の若手連中が言うならまだともかくとして,はるかに年配の先輩社員ですらそんなことを言い出す始末なのだから,余程重症だ。
「若者の車離れ」が言われてもう久しいと言っても良い位だけど,「若者の」と言う前置きなんか取っ払ってしまうべきだ。
それも,自分の生活に一切か殆どクルマが関わっていないような(勿論趣味としても)人じゃなく,クルマを造る側・売る側のど真ん中の連中がクルマ離れの諸悪の根源みたいなことを平然と言っているのだから,本当にもうどうしてくれようかと毎日毎回理解に苦しんでしまう。
クルマ離れと言うことは当然クルマに興味を持たないことだ。
興味を持たないということはこの場合自分の飯の種,つまり自分の仕事(製品)に興味を持ってないと言えなくもない。
興味も持ってない連中がちゃんとした仕事も製品もこなせる訳がないし,ましてやより良い仕事・レベルの高い仕事をすることなんか絶対不可能だと思う。
少なくとも自分の部署で明らかに仕事の出来る先輩上司は間違いなくクルマ・もしくは製品そのものに一定以上の興味を持ってやっているのが見える,立派だなと感心する時すらある。
逆に,興味どころか部品の名前すら判らない,そして覚えようとする気もない酷い奴も居て,結局その人はまるで仕事も覚えてくような,良くなるような傾向も意志も見せず先日辞めてしまった。
こんな時期に辞めてそれこそどうなるのか,今更知ったことではないが。
仕事を覚えさせるよう動いていた先輩すら最後はもう匙を投げたような勢いだったのが正直興味深かった。

ワーキングプアも高齢化も確かに要因では有るに違いない。
ただ,車離れして行く最大の要因がクルマを造る側・売る側に問題があるのも,末端しか見ていない人間ながら絶対にあるような気がしてならない。
何か根本的に考え方と言うか,そもそもの意識をひっくり返す策はないのだろうか。
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コメント

  1. ミヨシケ@コメ消してどうする; | URL | hNt4xKsw

    間違いだらけ

    #ねむ2さん
    何で天皇賞が・・・,と思って消したらねむ2さんのコメントだった・・・。
    完全にミス;申し訳ないです;

    私はなまじクルマを知っててその筋の仕事に就いてしまったので,余計興味も何も感じない同僚には納得がいかないことが多いです。
    構造はいざ知らず車種すらロクに名前が出ないとか;
    仕事へのやる気とかそれ以前の問題じゃないかと思いますね。
    ああはなっちゃいけないと思う。

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