坂の上の雲

2010年08月11日 20:32

自宅にいるときと実家にいるときと圧倒的に違うことの一つに、TVが写るか写らないかと言うのがある。
もはやアナログケーブルなんか買う気も失せてしまいまったく文字通り砂嵐しか写らない自宅のTVと異なり、ここ福井の実家は民放2局と言う人によっては地獄でしかないような放送環境においても、茶の間の情報源として絶賛稼働中なのである。
おかげで、連休中でこうやって帰省している限りは必ずと言っていいほど知ってても知らなくてもどうでも良い情報がほぼ勝手に耳と目に入ってくる。
有り難いのは'08年の五輪だったり、今の時期ならば当然夏の高校野球辺りはさすがに見てて退屈しない、今年なんか接戦は本当に接戦だから9回まで意外と目が離せなくて面白い。

それとは真逆なのがバラエティとかドラマはともかく、実は意外とニュースもだったりする。
目下接近中の台風はなかなか重要だとしても(おかげで毎度の如く婆さんと畑に出て杭を打ち込んだりしたのは公然の秘密)、北米のバス事故なんかなぜあんなに連日放送する必要があるのだろうか、と訝しく思えてくる。
中身そのものは「夏休みを利用して観光していた先での事故」、これで終了だ。
連日のように起きてしまっている海での遭難事故と大勢は差が無い、なのに事故原因から旅行会社の謝罪、挙句にツアーが向かおうとした先の観光地までご丁寧に解説が付く始末。
同じ連休中に起きてしまった事故、なのにこの扱いの差が不思議でならない。
ただでさえTV離れしていた私なんかあまりの「しつこさ」にうんざりきて、つい見続ける母と婆さんををさえぎってチャンネルを勝手に変えると言う暴挙に出てしまった、大人気ない。
とは言えその手の報道を見るに付け家族全員で「連休中なんか出掛けるものじゃない。 」と言う結論で一致してしまったのはやはりなのだろう。
こうやって遺伝は続くのである。
親に似たくないと思ったあなた、大体勝手に似ますから諦めなさい。

そんな感じで実際実家で惰眠とただ飯(!)と畑仕事を貪っているのだけど、さすがに暇つぶしの一つは必要だと言う訳で大体連休中は本を読むのもパターンになっている。
ジャンルはその都度色々、漫画は自宅へ持ち帰るのが億劫なので滅多に無いけど、雑誌だったり小説だったりとにかく出来るだけ時間を埋めるのに適したものを読んでいる。
本は思い切って買うこともあるけど、大半は実家の本棚を漁っては見付けて来る。
そこでふと今年見付けたのは「坂の上の雲」だった、NHKでドラマ化されている真っ只中だから知っている人がいるかも知れない。
自分がこの小説を見たのは数年前、実家の新聞に連載(再連載?)されてた時だった。
同じように帰省していた都合で一月程度しか読んでいなかったけど妙に興味を惹かれてた記憶がある、日露戦争辺りの細やかな背景や知識を見たのが初めてだったからかも知れない。
主役の一人、正岡子規が「野球」を翻訳した人だと言うことも実はここで知ったし、「俳人が野球??」と言うありそうな無さそうな疑問を持ったのもここが発祥だ。
それが、ドラマ化ついでなのか実家にしっかり文庫本があったのだから、ミーハーな父親(これも自分と一緒)がいきなり揃えたのだろうかとここは感謝しつつ、この物語の読破を今回の連休中の暇つぶし兼ノルマに化してしまうことにした。
ところが、日清日露戦争前後を背景にしているこの話が存外に長くそして壮大だ、NHKがドラマ化で相当金も掛かっていると聞いたけどあまりホラでも無いと思う、自分にしてもノルマにしては結構ハードだ、正直ギリギリになりそうで悩ましい。

さて、長々とした駄文はここらにして一気に進めるとしようか…。
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