座禅なんか組んでる場合じゃない

2010年08月09日 13:40

渋滞情報で溢れかえる名神高速を避けたつもりが、結局下道も渋滞していてむしろ逆効果な文字通りの「遠回り」をしながら帰省する羽目になってしまった。
どうにも流れている程度なら無理してでも高速道路に上がってしまう方が結果は良いようだ。
今まで上信越道なり関越道なり、はっきり言って帰省ラッシュとはまるで無縁な高速道路しか使ったことが無かったので、この辺の対処の仕方については正直甘く見ていた気がする。
次回からは気をつけたほうがよさそうだ。

そんな這々の体で実家へ帰省したのも束の間、今回は久々にメガトロン様…もう言い直すのも面倒だから放って置こう、が実家は福井においでなすったので何処か行く所は無いものか、と東尋坊と原発以外存在価値の無い福井(あながち間違ってない)に何か無いかと探しに探した挙句、曹洞宗は総本山永平寺へ(いまどき公式じゃない…;)、実の所私自身永平寺には一度も行ったことがないという、観光名所によくあるパターンを見事に実演していた為、折角のこの機会にと日帰り参拝の旅へ参った次第なのである。
何と言っても冬になれば大雪に埋もれてそれはそれは行くだけでも大変な思いをしそうな山奥にある寺なのだけど、今は夏場なので暑ささえちゃんと凌げれば道中の苦労はほとんど無し、さすがに山道なので乗り物酔いにはご注意といった感じだろうか。
さすがに曹洞宗総本山、の謳い文句がつくだけに寺の周辺は微妙な観光地的な風情が満点で寺へ行くまでの通りにはしっかりと駐車場と土産物屋が並んでいる。
こればっかりは日本全国津々浦々どこの観光地の寺院へ行っても変わらない景色だけど、正直景観上どうなんだろうかと毎回悩まされる、中尊寺金色堂ですらそんな感じだったし。
山中とは言え日向の暑さはやはり今年の猛暑どおりなかなかじっと立っていられる代物じゃない。
寺院内は全て通路で一通り繋がっており常に日陰を歩きながら参拝経路を通れるのは有難いのだけど、山の傾斜まんまに建物があるようでことごとく出てくる階段には結構疲れた。
「永平寺は階段が多すぎて嫌いじゃー。」とは近くを一緒に歩いていた婆さん連中の一言である、お気持ち判らなくも無い。

座禅に徹する曹洞宗らしく寺院の造りは至って質素な雰囲気が漂っている、当たり前と言えば当たり前だけど日光東照宮のようなド派手でアピール度全開とはさすがに趣は違うようだ。
この辺は中尊寺と似通っていて私個人的には結構好みの部類だ、表の土産物屋と言い参拝料もしっかり取る所と言い少々辟易する部分があるものの、中に入ればさすがに厳かな雰囲気に落ち着かされる。
あっちこっちと長い階段を上ったり降りたりで永平寺内ほぼ全てを巡り歩くと、あちこちに若い修行僧たちに出くわす。
ふとメガトロン様に「皆クロブチめがねじゃな…」と言われ、ハッと振り返って見ると確かにメガネの修行僧が多い上に皆本当に立派なクロブチメガネである。
派手な色だとやはり修行の妨げなのだろうか、それともここがやはり福井県なのだからだろうか…あまり深くは考えない方が良いようだ。
とは言え今時よくあんな若い人たちもこんな所で修行しているものだとちょっと感心してしまう、実際若くしてこの道に入る方々も意外と多いらしい。
山奥に佇む禅寺、その趣はさすがに満点だと思う、冬に大雪に埋もれた姿もかなり風情があるので、雪道さえ問題なければ行って見ても良いかも知れない。

ちなみに良くある禅の体験自体は予約がいる上しっかりと一泊して丸一日体験できるものなので、今回は無し。
やってみたい方は事前にご予約の上是非どうぞ、悟れるかも知れませんし悟れないかも知れません。
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