れっきとした借り物です

2010年03月10日 20:10

幸か不幸か,インプが度重なる不調を訴え方々手を尽くしている間,スバルからはインプレッサとフォレスターを一日ほど代車として拝借していた,しかもいずれも新車(フォレスターに至っては実走1,000km!)だ。
代車で現行の新型を拝借出来ると言うのはこれが結構貴重な経験じゃないかと思う。
10~20分程度そこらをディーラーの営業さんの視線を伺いつつうろつく試乗なんかより,充分な長時間は勿論通勤からやろうと思えばしばしのドライブまで(今回は所詮一日限りだったのでそこまではしてないけど・・・),はるかに"実戦的"な行動をさせることが可能になるから,当然身をもって実感できる内容も多い。
会社の社有車なんかでもそれが新車かそれに近い世代の車だと似たような経験を得られるから,決して運転が嫌いじゃない人種からするとなかなか車での出張も有り難いものだ,疲れの面では結構マイナスだけども。

そんなこんなでインプレッサもフォレスターも丸々1日,しかも通勤とそこらへの買い物まで使い込めてしまった。
2台ともベースもエンジンも殆ど同じ(ディーラー車なので当然ながらエンジンはNA)とは言え,車格からして当然ながら乗った感じは全然違った,視界からして全然違うのだから違うと感じて当たり前かも知れない。
ついでに言えば自分のインプレッサとももはや全く違った感じだった,とは言え自分のインプとではもはやベースが20年近くは違うクルマだから,同じなのはエンジンの「名前」だけで端々にイメージの名残があるかな程度以外他は文字通り隔世の感があると言っても過言じゃない。
距離の走っていない新車だけに余計パリッとした新しい服みたいな印象があって,剛性感も圧倒的な差だ。
サイズの割には明らかにクルマの密度が濃い気がする,そう言えばこいつらは間違いなくもう今をときめく電制スロットルのはずだけど,思ったよりその違和感は無かった。
ATなので元々ペダルとエンジンの回転に差異があるのも影響しているかも知れない,でも変な言い方だけど「繋がっていない感」は結構感じる,普段の差だと思う。
そしてこの世代のクルマに乗ると毎回痛感するのは本当にエンジンの音がしなくなったことだ,この音無しは勿論スバルに限ったことじゃない。
スバルだとあの件の「ドロドロ音」が定番・・・と言うのはもはや今も昔で,フォレスターはおろかインプレッサにもそんな音は一切出てこないし,そもそも車内にエンジン音がろくに入ってこないからエンジンの特殊性は一切垣間見ることも出来なくなった,そういう風に狙っているのかも知れない。
そのせいか,実は車内のキシミ音は自分のインプよりはるかに目立つと言うとんでもない副産物がある。
フォレスターも現行のインプレッサもリヤシートが折り畳めるしトノーカバーなどオプションは色々付いているのだけど,そいつらの合わせ部などで明らかに「ガタ」とか「ギシ」的な音が走行中の端々で聞こえてくるのだ。
音楽やラジオを聴いていない状態だと車内は静かになって余計その手の音は目立つ,良いのかこれは・・・とさすがに疑問になる。
エンジンを静かにさせた意味がまるで無い,言うよりまるで逆効果にしか感じない。
これならエンジン音が喧しい方が・・・と言う結論に行かないのが難しい所だろうか。

そしてこれまた毎回思うことで一サイズ小さい現行インプレッサにしてもやっぱりクルマが大きく感じる,ぱっと左折するにしても左の前タイヤからフェンダー・Aピラー・そして左の後ろタイヤ,つまり内輪差の意識まで,どうしても5ナンバーの自分のインプレッサより曲がりにくい印象がある。
3ナンバーと言っても自分のクルマとは所詮40mmの差だから知れている筈なのだけど,この40mmがどう頑張っても小さくない,動かしづらい。
今時3ナンバーなんか珍しくも何とも無いはずなのだけど,世の奥様連中の乗るミニバンなんか良く狭い道を進んでいけるものだと感心してしまう,見切りがちゃんと出来ているのか全く出来ていないかは謎としてもだ。
でもそれより更にでかくて見切りが怪しいフォレスターは実は結構気に入った。
SUVなんて本当は山の上でも走らなきゃいけないのに街中をのんびり走ってても充分な感じだ,実に落ち着いている。
落ち着いている上にインプレッサ以上にエンジン音が静かだから無駄に後席辺りからの異音は気になるけど,低いグレードのはずなのにシートヒーターまで積んでいるし,最近のエンジンの常でトルクはあっさり低回転でも出し切ってしまうから冬の夜道でも快適極まりなかった。
どうしても過去の遺産を思い出して「こいつはインプレッサじゃないよなあ・・・」と悲観に暮れているくらいなら,いっそここまで大人しく落ち込んでしまうほうが良いかも知れない。
でも買うなら結局過給器付きのグレードを買ってしまう気がしなくも無い,それなら高速でも一向に困ることも無いだろうか。

と,毎朝通勤渋滞でインプレッサの半クラ(と燃料計・・・;)相手に悪戦苦闘しながら,ふとそんな安楽感を思い出す自分がいる。
果てさて自分がそんな次元に落ち込むのは何歳になった時だろう。
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