コレが時代の変わり目

2006年10月23日 22:24

>【サンパウロ22日】
自動車レースのF1世界選手権シリーズの今季最終戦、ブラジル・グランプリ(GP)は22日、当地で決勝を行い、2位に入ったフェルナンド・アロンソ(スペイン、ルノー)が2年連続2度目の年間総合優勝を決めた。今季限りで引退するミヒャエル・シューマッハー(ドイツ、フェラーリ)は4位に食い込んだが、逆転の総合優勝はならなかった。
(時事通信から抜粋)

このレースを自分は最後まで全部TVで観ていた.
生放送だったものだから終わったのは午前4時半,それまで普通に起きて観ていたのである.
平日で月曜で当然会社だってのによく起きていられたもんだと思う,さすが不良社会人.
最初は別に観る気も無かった,大体勝負の行方も大方決まっていたようなものだし.
けれど結局観ることにした,勿論最後まで.
ただ単に一人のF1の,フェラーリチームの,彼のファンとして最後を見届けようか,そんな感覚に自然となってひたすら彼の姿を追った.
車が好きになり,F1のファンとなり,眠くもならずに深夜放送を観て,そして今も思い切り夜更かしして観ている,そのきっかけであった彼の走りを最後まで観ていた.
7回も世界チャンピオンになりながら,彼ほど批判の的になった人間もそうはいなかったと思う.
しかし,何が起きようがサーキットの中の彼の存在感は圧倒的だった.
むしろ何か問題が起きる度に存在感が増していった気さえした.

「老兵は死なず,ただ去り行くのみ」とは有名なダグラス・マッカーサーの台詞だけど,彼の走りを見ていてふと其れが思い浮かんだ.
正直この台詞がこのレースでの彼にぴったり来てしまうと思う.
フェラーリの地元イタリアで優勝した上ポイントランキングでも同点になり,タイトルに向けての大逆転劇が真実味を帯びてきてたと言うのに,鈴鹿ではまさかのエンジンブロー.
そしてここブラジルインテルラゴスでも,予選から決勝までトラブルが続き終いにはパンクまでして,結局チャンピン争いから一気に脱落してしまった.
そして最後.
地元ブラジル人ドライバー,フィリペ・マッサが歓喜の優勝に沸く中,彼はTVからはあまりに静かに消えていった.

最後のレースでの彼の走りはいつにも増して凄まじかった.
見慣れた自分ですら圧倒され,胸にぐっと来るものがあった.
さらば,ミハエル・シューマッハ.
こうやって時代は進み変わってゆく.
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://miyoshikeej20.blog75.fc2.com/tb.php/14-46ab37dc
    この記事へのトラックバック