香味は弱くても良い、気がする

2015年08月31日 00:06

多分、と言うか間違いなくベトナムのいわゆるフォー(米の麺)の、しかもホントに本格的なのを食べたのは今回が初だったと思う。
おかげでナンプラー(言わずと知れた魚醤)も初めて経験したけど、なるほど確かに香りの癖はそこそこ。
人によってはこの香りと言うより臭いが苦手な人も居るらしいけど、それも納得は出来る。
意外と(?)妻の方も(主に香り的な問題で)そこまで得意では無いらしい。

個人的にはナンプラー自体は何ら問題なかったと言うか、店員さんに「もし味が薄ければこちらをどうぞ」と醤油指しを渡されるまでそもそもナンプラーが使われていることに気が付かなかった。
と言っても改めてナンプラーのにおいを嗅いだけど、ちょっと癖の強そうな・・・くらいで済んでしまった。
あまり香りの”クセ”が強い食べ物はどちらかと言えば苦手な部類に入るはずなのだけど、ナンプラーに限ればそうでもないらしい。
台湾ラーメンにも近いような辛味の麺で、しかも付け合せの香味野菜もこれまた初めて食べたであろうパクチー他色々な香菜の香りに一発でキてしまったのでナンプラーの香り云々どころではなかったと言うのが真相だったりもする。
辛味そのものは実際中華とかの辛さとさほど変わらないし、フォーにも良く絡むからちょっと香りが独特な坦々麺(胡麻とひき肉も無い)なイメージでもいい気がする。

珍しくちょっと冒険的な味を経験できてしかも美味しく頂けたので、折角だから備忘録的に残しておきたい。
他にもランチプレートやカレーなどメニューは豊富、しかもベトナム・タイ方面の文字通り一癖も二癖もある味わい(だと思う、麺を食った限りではかなり)。

店名他詳細はこちら:作坊 吃 ゾウファンチィ
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岡山オーデリスの謎 まとめ

2015年08月16日 20:39

さかのぼること連休前。
過去にも妻と二人で行ったことのある岡山市内でスフレ(それもかなり本格的と言うか恐らく本場仕込み)が食べれる喫茶店、「オーデリス」。
が、このお店、スフレが非常に美味しいだけならそれで終わりだったのだけど、主に店長の性格と言うか個性と言うか態度と言うか何と言うか・・・、いずれにせよ店長個人が一人でやりくりもしていたこともあってか、スフレのみならずその店長の”存在感”的な部分も多分に印象のあるかなり個性的な店だったと思う。
基本的に非常に無口・無愛想・ひたすらスフレを作ることにしか興味が無い(と言うか実際必死になって作ってる感満載)・店は撮影など一切禁止・挙句に不定休。
その辺に関して異論を唱える人は、少なくとも一度行った経験がある方ならおおむね理解して頂けるんじゃないかと思う、特に私と同年代なら。

そのオーデリス。
妻から怪情報を聞いたのは半年前なのか1年前なのか、ある時閉店したと言う話を聞いて「あ~まあいつ閉まってもと言うか”閉めても”おかしくは無いよね」と残念なのか納得なのか判らない反応をしていたのだけど、今年のお盆の帰省になる頃に更に怪しい情報が入ってきたからどうしようもない。
曰く、閉店ではなく移転した(それも立地も大分良いところに)、スタッフが親切に対応してくれた、スタッフの笑顔が素敵、撮影もOK・・・エトセトラ。
わざわざウェブでそんな評判まで確認した私と妻は店とかスフレの内容如何よりまず「あの店長に何が?!」と言う反応を示してしまった。
どう考えても店長には失礼極まりない。
実際に店に行った人のツイッターの中身まで聞いて情報を集めて更に混乱する夫婦二人。
本当にオーデリスなのか、店長の身に一体何が・・・

と言うことで、岡山帰省二日目にしていきなり最大の超大山場、妻のお母さんまで引っ張り出して3人で新しいオーデリスへ訪れる運びとなった。
まずそもそもオーデリスがちゃんと移転してたのか、はたまたスフレのお店だけどオーデリスじゃないのか、答えはちゃんと店の名前もオーデリスのまま移転されていた。
今年の4月に移転したばかりと聞いたのもあるし、そもそも店自体を新調したのか店内は広くなった上に非常にオシャレな喫茶店の雰囲気に。
あの狭くてレトロな旧店舗から随分変わったもんだ・・・と、何となく浦島太郎状態でどうしても回りをキョロキョロしてしまう。
しかし↑のとおりこの店はれっきとしたオーデリスが移転したもの。
なので頂けるスフレのメニューも喫茶の種類も見る限り間違いなくあのオーデリスのもの、と言うか実際出てきたら見紛うことなき”あの”スフレで非常に安心した。
ウェブ上の写真だけではさすがに正誤の判別はつかないものだけど味もまるで変わらず。

さてそうなると残る最大の問題は「店長」あの人である。
何せ入店して案内してくれたスタッフはそもそも女性、飲み物を出してくれたおっさんと言うか爺さんもやったらと愛想のいい笑顔で応対してくれてそれだけ見るとなるほど好印象にもなるわけである。
ではあ奴目はいずこに・・・と思ったらキッチンに居ましたよ、居た居た。
ぱっと見非常に広くてキレイなキッチンの片隅で、帽子を深々と被っていたので一瞬見えなかったものの、あのひたすらスフレ作ってる動き、何よりキッチン専属になったおかげか殊更に強調される無愛想さとこっちに近付かないで下さいと言うオーラと言うよりもはや妖気・・・。
見つけた瞬間に夫婦して「やっぱり居たーー!」と絶叫したかったのは公然の秘密である、さすがに移転した店でいきなり出禁はまずい。
にしてもスフレの味が全く変わってなかったことより、作ってるのが”あの店長だった”事実を知った時の喜びの方が圧倒しているのだから、一体何をしに新しいオーデリスへ行ったのか。
とは言えおかげで今年のお盆休みの帰省最大のイベントは無事に成功裏に終わった訳である。

・・・と、ここまである意味散々な物言いだけど(特に店長に対して)、実際スフレが非常に美味しい店です、しかも以前よりかなりくつろぎやすい店内にもなったし。