法事

2010年10月26日 21:03

さすがに法事で何か起きるかどうかを不安と言うか期待するのは余計だったと思う。
どうにも葬式の時の衝撃なのかショックなのかトラウマなのかを随分と引きずっている気がしなくもない。
とは言え結局お坊さんのお経上げから田舎の一周忌らしく皆で飯を食う辺りまで,法事そのものは実に滞りもなく済んだと言えた。
微妙に違っていたのは妹の婿さん,つまり義理の「」が親戚一同に初顔合わせして,忙しく面倒にも至って真面目に挨拶回りをこなしていたことだろうか,あの辺は適当さ加減炸裂の実の妹よりは随分しっかりしている気がする,気だけじゃないことを祈るのみだ・・・。
自分はと言うと,相変わらずと言うか帰省した土曜から法事の用意やら何やらであっちゃこっちゃせせこましく動き回っていた,こう言う時に余裕を持って家に帰ると見事に小間使いに抜擢(?)されるからややこしい。
それに葬式と比べれば(それこそくどいようだけど;)法事でやること用意することなんか所詮タカが知れているから,ちょっと真面目に仕事すれば直ぐ終わるようなモノばかりだった。

しかしこの日の決まり文句はやはりと言うべきか「もう一年経ったのか・・・」に尽きた。
家族の一人が死んでもう一年,不思議と言うかやはり妙な気分だ。
違和感が無いのか有るのか判らないとでも言うべきか・・・
こういった感覚ももっと時が経てば馴れていってすぐに忘れられるようになるのだろうか。
スポンサーサイト

生と死と

2010年10月21日 23:03

今週実家に一旦帰省する予定だ。
何をするかと言われても大したことではない,昨年亡くなった祖父さんの一周忌,つまり法事があるためだ。
不謹慎の甚だしくも訳の判らないイベントじみてたあの葬式から1年経った,心持ちとしては「もう」1年が経ったと言うのが正直な所だ。
いとも簡単にかつての家族が一人居なくなったかと思っていたのに,気が付けばもうそんな時間が経ってしまっているのだから,感慨深いものを・・・とははるかに違う妙と言うか不思議な気分にさせられてしまう。
少なくとも自分もそれだけの歳を取ってしまったということには違いないのだろう。

そしてそれに先立つこと2週間ほど前の10月10日,妹が目出度く結婚した。・・・ デキ婚で
親曰く「あんたと違ってあいつ(妹)は毎度毎度勝手気ままじゃからなあ・・・」と毎回帰省の度に愚痴を食らい続けてきたけれど,なるほどさすがに今回ばかりは我が親が愚痴こくのもしょうがないわ・・・と痛感なのか呆れてしまったのか。
デキちゃった結婚なんか今時珍しくも何ともないのは百も承知だ,けれどそう言われたってやはり突発的と言うか無理矢理な感じは絶対否定できないと思う。
そもそも自分からすれば妹の彼氏のことを知ったのが夏休みも空けた8月末,そしてその後の9月中位には突然親から「今度妹が結婚することになったから~」と,文字通り瓢箪から独楽なんてレベルじゃない位ポンッと言われた時には驚く暇すらなかったのが正直な気持ちだった。
そしてその時点では自分では怖くて「デキ婚なの?」と聞く気にもならなかった。
言えば恐らく親の愚痴文句が止まらない。
そんな短時間なこともあってか,極端なことを言えばお祝いするテンションになる時間的な余裕も無かったような気がする。
そんな呆気に取られたような勢いのまま妹の結婚式に参加し,その場でやっぱり「そうだった」ことを知りうちの家族と相手の方の家族,そしてお互いの友人同僚関係をその披露パーティーで多少知り,よくよく考えたらこれで自分には義理のやけに大きい「」が出来てしまい(さすがに自分よりは年下だったが),もっと言えば来年の春には自分は「叔父さん」になると言う・・・。

どうにもこの10月と言うのは自分と言うか自分の家族には数奇な縁の有る月なのかも知れないと,思わず変なことを考えてしまった。
死を経験して気が付けば新しい生が目の前に来ようとしている,兎にも角にも何かが凝縮されたような感じで,良くも悪くもこの10月のことは何かしら忘れることがない気がしてならない。
少なくとも自分がそれだけ生きて歳を重ねていることだけは事実なんだろう,良くも悪くも。

ふとしたこと

2010年10月13日 00:18

「最近金が無いんで~,クルマなんか乗らずに自転車通勤にしたんですよ~。」
とか言う話を会社の中でもいくらか聞く,さすがにこのご時世だから¥を削れるものなら何でも削りに行くというのは判らなくもない。
ただ,話を聞いてる自分個人としては「そんなんで大丈夫なのかよ;」とか思わざるを得ない。
何度か話したとおり自分の職業は製造業,それも今をときめく不況の象徴のような自動車産業の末端の成れの果てくらいのエリアで仕事をしている。
当然「クルマが売れない」の煽りに対してはかなり敏感に・・・と言うより完全に過敏に打撃を食らってるような始末だ。
正直今の自分にしてもちゃんと仕事の実施が結果を伴ってくれているのかさっぱり判らない,仕事がちゃんとあるのは確かに今時立派なことなのかも知れないのだけど。

そんなご時世だから,なんて言った所で仮にも自動車の末端に携わって飯を食ってる人間が「金が掛かるから乗らない。」とかあっさり言ってしまうものなのだろうか。
それも自分より何歳も下の若手連中が言うならまだともかくとして,はるかに年配の先輩社員ですらそんなことを言い出す始末なのだから,余程重症だ。
「若者の車離れ」が言われてもう久しいと言っても良い位だけど,「若者の」と言う前置きなんか取っ払ってしまうべきだ。
それも,自分の生活に一切か殆どクルマが関わっていないような(勿論趣味としても)人じゃなく,クルマを造る側・売る側のど真ん中の連中がクルマ離れの諸悪の根源みたいなことを平然と言っているのだから,本当にもうどうしてくれようかと毎日毎回理解に苦しんでしまう。
クルマ離れと言うことは当然クルマに興味を持たないことだ。
興味を持たないということはこの場合自分の飯の種,つまり自分の仕事(製品)に興味を持ってないと言えなくもない。
興味も持ってない連中がちゃんとした仕事も製品もこなせる訳がないし,ましてやより良い仕事・レベルの高い仕事をすることなんか絶対不可能だと思う。
少なくとも自分の部署で明らかに仕事の出来る先輩上司は間違いなくクルマ・もしくは製品そのものに一定以上の興味を持ってやっているのが見える,立派だなと感心する時すらある。
逆に,興味どころか部品の名前すら判らない,そして覚えようとする気もない酷い奴も居て,結局その人はまるで仕事も覚えてくような,良くなるような傾向も意志も見せず先日辞めてしまった。
こんな時期に辞めてそれこそどうなるのか,今更知ったことではないが。
仕事を覚えさせるよう動いていた先輩すら最後はもう匙を投げたような勢いだったのが正直興味深かった。

ワーキングプアも高齢化も確かに要因では有るに違いない。
ただ,車離れして行く最大の要因がクルマを造る側・売る側に問題があるのも,末端しか見ていない人間ながら絶対にあるような気がしてならない。
何か根本的に考え方と言うか,そもそもの意識をひっくり返す策はないのだろうか。

恐怖の寝落ち

2010年10月06日 22:50

座椅子を購入してから2ヶ月ほど経っただろうか。
今にして思えばよくもただ座布団のように潰れたクッションだけで過ごせてきたと思う。
そりゃ姿勢が安定せずに猫背でも何でも助長されてしまうわけだろう。
背もたれの有る無しでそこまで変わるのか?と聞く人も入るだろうけど,これが結構変わるものだ。
クルマのセミバケ・・・とまでは到底いかないにしても,座面も思いの外身を沈められるので「ケツ」の位置も随分と落ち着かせることが出来る。
インプに馴染んだと言う訳でもないけど,どうも自分の場合座面の深くて腰の位置がある程度固まる方が好みのようだ。

そんな感じで自宅でのんびりと座っていられるようになって良い感じに力が抜けるのか,特に晩飯の後だと凄まじく眠くなるようになった。
気温が大分涼しくなって過ごしやすいせいかいまの時期になってきてこれが相当酷い。
暇を持て余してるほどでもなくモンハンなり細々と作業なりをこなしていて決してボーっとしている訳でもないのに,ふとスキを見せるとフラ~~~っと頭が呆け出してきて,何も抵抗を見せなければもはやそのままパタリだ。
うたた寝する時間が有るだけ・・・といわれればそれまでだけど,背もたれと言う身体をある程度以上預けられる条件が揃っているだけに,抵抗するには相当の努力が必要だ,どう考えても分が悪い。
睡""なんて名前があるとおり,この魔に対抗する手段が限りなく少ないのは今更自分が言うまでも無いはずだ。
夜の自宅で位のんびりと過ごしていたいのに,この魔に抵抗すべく結局わざわざ席を立って必要も無いのに台所まで行っては帰ってきたりと訳の判らない挙動不審に打って出るしか有効な手立てが無い。
そもそも酷い時はこうやって文章をキーで打ちまくっててもまるでその魔は引き下がってくれないのだ。
昨晩はとうとう抵抗する気すら失ってしまい,その魔に引きずり込まれてそのまま朝まで黄泉の国へ・・・もとい夢の国へ・・・と言う歳でもない気がしてきた。
気が付けば日も変わって随分時間が経った辺りに座椅子にもたれたまま眼を覚まし,大人しくそのまま今度は布団の中にこれまた引きずり込まれながら中途半端な二度寝をする羽目になった。
唯一の利点は睡眠時間自体は相当ちゃんと取れるということだろうか,寝方が良いかどうかと言う問題が残るにせよだ。

大分朝夜は冷え込みだして季節はすっかり秋真っ只中。
読書の秋なり食欲の秋なり何でも良いのだけど,折角の「秋の夜長に・・・」の季節にただうたた寝してるだけ,はさすがに勿体無い気がする。
とは言えこの"魔"に抵抗し切れるだけの充分な備えもロクに無いのが悲しいかな現実なのだけど・・・。